SunaSet

日々と生活

calm

文章を書く気分なんだ。 部屋の天井に浮かんでいる言葉をキャッチしている。

喧騒

今までの怪我や手術の話になった時 数年前に手術をする事になり、その際に出血多量で輸血が必要になる場合があるため 事前に自分の血を採血して保存をした話をしたら 死ななくてよかった、と友人に言われた。 あの時、総合病院の一室 看護師さん達が他愛もな…

瞑想と雨

夢を見たけれど内容は言わない。

smart

突き詰めるところ 自分を上げるしかないのだ。 できないことも多いけれど そこにフォーカスしたら終わりだ。 できていることを信じて 大切にしていく。 できる限り美しくありたい。 姿勢や見た目が格好良くありたい。 何よりも大切にしたいのは 自分に無理を…

合う

書きたいから書くのよ。 そこに意味も由来もない、誰かに評価される必要もない。 今のこの感情を出したいから書くのよ。

音源

外気は春だった。 マフラーを巻いてコートを着て外へ出て、 街を歩く人が薄着なことに気付く。 風は吹いていない。 駅前の雑踏の中マフラーを外すか逡巡する。 レコードを買いに駅前の歩道を渡る。 真剣にお目当てを探す人々、お昼にしてはなかなか盛況だ。 …

察知

心中のお誘いが来たけれど わたしのことを好きな男以外とは死なない。

子ども

10年前に付き合っていた人と再会し ビジネス街の裏、お気に入りのお店でごはんを食べた。 相変わらず格好良くて頭の回転が速くて 気遣いもエスコートも完璧だった。 お酒で気が良くなったからか、あなたは美しいねと優しい目で言われた。 そうよ、わたし美し…

夏休みの始まり

ありがとう、助かった。 少し涼しくなったと思われた矢先の夏日、 ぼんやりした体を叩き起こして冷えた緑茶を飲む。 難しいことはなにも考えられないから本は家に置いていく。 お風呂に入り、TURBANという名前がつけられた明るい色を爪に塗る。 髪の毛を乾か…

気配

我がままを言いたい気分だったの。 子どものような他愛が無くて 他人を困らせるとわかりきっている ぐだぐだした思いをなんのフィルターにもかけず口から息のように吐き出すだけの 我がままを言えた。

海外から届いた手紙を見つけた。 それは大失恋をした相手からで 20の時に届いた写真入りの封書だった。 引き出しの奥に眠っていて 懐かしいくせのある字だった。 表の宛名書きを見て、一拍おいてから 枕元に置いてあるA4の封筒に入れた。 レシートや個人情報…

シエスタ

書かなければならないと思って書いている。 これは決意表明だ。 世界が止まっていて、季節も止まっていて、 歩みも止まっている今 東京の小さな町で文章を書いている。 あと何回愛していると言えるかわからないけれど 恋を止めず、ひらひらしたスカートを履…

五月雨

美しいものは わたしの中にある。

夜と海の間で

あの時確実に わたし、死んでもいいわと 思ったの。 知らない人に殺されるなんてまっぴらごめんだわ。 どうせなら好きな人を抱いてから死にたい。 だからそうした。 頭の中はとても静か、三寒四温のなんでもない夜に。

音楽

ハローハロー、それは不時着した見知らぬ都市で 人影も犬も見当たらず 初めて発した声みたいだった。 とりあえず生きていて息もしている、辺りは静まりかえっている。 しんとしていて耳をそば立てても何も聞こえない。 ハロー、深夜の通信は 応答があって初…

#7fffd4

仕事帰りの平日の渋谷WWWで古川麦のライブを観ながら緑色のガラス瓶のビールを受け取って突然悟ったのだった。ああ、きっと会う前から惹かれないなら惹かれない。そういう事だ。手には手渡された瓶ビール、横には友人、目の前には美しい音楽があってその後友…

#ff69b4

魔法のような1日が過ぎて梅雨空の週末早起きをして出掛ける。昨日の占いでは帰り道に良い事がありそうと書かれていて山手線の車中週末のお誘いがふいに届いた。こうやって繋がっていて贅沢をさせてもらっている。頭のはしっこにいるというのはそれだけで笑っ…

#db7093

落ちたり上がったりしながらなんとか生きてきた。正直を言うと自分の容姿や内面はきらいだった。なぜ皆そんなにしゃんと背筋を伸ばして堂々と歩けるのか分からなかった。自分に対しての自信なんてものは全く無かった。付け焼き刃だと思っていたし、なんとな…

足りる重さ

363-07夜桜を見た。散り際の桜は風に舞ってシートを広げて缶ビールをあけた。ちゃんと繋がっている感じがした。会いたかった。

100mm

ばかみたい、私は好きな格好をするわ。短い人生自分を殺したくないのよ。そんな自分で自分を痛めつけて無駄に苦労したくないのよ。いい音楽がかかっていたら踊って、人が多いスクランブル交差点を横目に帰るのよ。何がだめで何が良いかはあなたが決めること…

5,840

成人式の日は朝は雪でそれは冷え込んだ一日だった。それでもいい思い出としてインプットされている。エモーショナルすぎないよう気をつけてきたけれどもう全開で出したくもある。その声が好き、うるさくなくてじゃまにならない。人を最大限に傷付けないよう…

2045

お蕎麦屋でせいろを一枚食べて蕎麦湯を飲んで六義園へ夜の散歩に繰り出した。ばかみたいに幸せでしょう、今。それをもうちょっとだけ、もうちょっとだけ続けていたい。いつもお抹茶を飲む茶屋の前で一旦立ち止まり月が余りにも静かできれいだった。春になれ…

0810

休みの朝、モーニングへ行く。快適で暖かい格好をして足元はスニーカー、重くないウールのコートを着て外へ飛び出す。秋の朝はもう随分冷えていて緑のにおいがはっきりする。姿勢が悪くならないように気をつけながら線路沿いを歩く。3分置きに到着する電車は…

2120

遅くまで仕事をした今日静かなオフィスでカタカタとキーボードを打ちながら人がまいるのはとても簡単だと考えていた。人間おなかがすくとまずまいる。お風呂に入ったりお化粧を落としたり爪を塗るのを忘れる。おっくうとかそういう次元の話ではない、おなか…

216

2015年2/16 (Mon)老いていくことが生なら伝えることはベストな方法で伝えないと。重くもなく軽くもない方法でね。

0:13

忙しかったり余裕が無くていつも自分を見失いそうになる時知らずと周りの人に励まされている。ぼろぼろになって辿り着いた酒場だったり久し振りに会う友人だったり不意に誘ってくれる家族だったり恵まれている。素敵な人を思う時その人の話し方やエピソード…

23

夜の告白は思わぬ形で心に響いた。もうそれが人生の答えにしてもいいんじゃないかと思える説得力があった。曲がりながら上ったり下ったりを繰り返しその時その時に全く違う人と恋愛をしてきて仕事を変えながら歩いたらいつのまにかこんな所まで来ていた。世…

1745

今が愛おしくて時々立ち止まる。計らずともとても自由で見えるもの全てが美しい。夏が眩しくて好きでしょうがなくて、亜熱帯かと思う程のこの東京の湿度さえも離したくないと思ってしまう季節であること。暑い季節特有の輝き、19時を超えてから湿度が緩くな…

Before06:00

たった1人だけずっと夢のなかに出てくる実在の人がいてその人のことを愛していた。長かった片思いはほんの少し前に幕を下ろしそうなった時にはもう一生会わないと心に決めていた。昔から夢に出る時はなぜか図書館だったり見たことがない部屋だったり色は濃紺…

4,380

長い間ずっと知り合いで ずっと変わらなかった。 人となりはそんなに簡単には変わらない。 お芝居の時に舞台俳優は変わらないのに背景のセットだけどんどん変わるみたいに 景色と音楽だけ転換して 12年間はあっという間に過ぎた。 0時を過ぎても仕事をしてい…